2021年5月7日金曜日

プロサイドという会社が昔あった

TL;DR: 今はもう廃業しているらしい。

プロサイドという会社は、伝説的な会社ソードを作った椎名堯慶(たかよし)氏が創業した会社で、PC/AT 互換機やサーバー機器を主に扱っていた。 ちなみにソードはソフトとハードを合わせた造語、と初めて聞いたときに感心したら、それを教えてくれた人に鼻で笑われた。 その人は確かプロサイドの社員で、私はアルバイトだった。 前世紀の末のころだ。

Wikipedia によると、プロサイド社は

現在はPC/AT互換機などの製品保守・保証サービス部門を株式会社HITとの合併会社であるHPCシステムズへ移管し、通信事業やコンサルタント事業を行っている。

とのことであるが、このページの会社サイトへのリンクは切れている。 事業移管先であるHPCシステムズ のマザーズ上場時の報告書にある沿革によれば、この移管が行われたのは2006年9月のことであった。 ちなみに現在の社長やCTOもプロサイド出身者である。

調べてみると、マウスコンピュータなどを子会社にもつ MCJ 傘下に入る話があったのが同じ2006年だったので、事業整理をしたい時期だったのだろう。

その後の動向は全然見えなくなる。 辛うじてヒットしたのはこれだけ。

プロサイドではなく社長の名前で検索してみたら Facebook に行き着いた。 そこにはこうあった。

Proside had closed business at march on 2010

0 件のコメント:

コメントを投稿