2023年8月28日月曜日

(近所の)生物図鑑

ときどき、街で見掛けた生き物(主に植物と昆虫)の写真を撮って、これは何かな、などとウェブで検索する。 判ったら SNS に投げたりして。 判らなかったら、図書館で図鑑をめくったりもする。 ところで、そんなに行動範囲が広いわけではないので、たとえば23区内の生き物に絞った図鑑があったら事足りることが多そうだ。

そんな中、最近、「せたがや動物ガイド」という世田谷区が出していたガイドブックを古本で手に入れた。 「世田谷自然観察シリーズII」とあるので、きっと I は「せたがや植物ガイド」なのだろう。 そして忘れていたが、昔杉並区が出しているもっと薄い「すぎなみの植物」「すぎなみの鳥」「すぎなみの昆虫・クモ」も買ったことがあった。 ひょっとして、どの区も似たようなものを出していたりするだろうか。 あるいは、もっと全国的に?

ということで調べてみた。 ようするにウェブで検索してみた、ということだが、引っかけるには若干のコツがあるようだ。 最初は検索のキーワードが判らず「図鑑」とか「ガイドブック」とか入れていたものの、全然(杉並区も世田谷区も)出てこない。 役所的にはこれらの本はそうやって分類される物ではなく、数ある刊行物の1つということで「刊行物」と入れると俄然引っかかるようになった。

自治体タイトル値段リンク
江戸川区野の花 春・夏210円トップページ > 区政情報 > 広報・広聴 > 報告書・刊行物 > 刊行物 > 江戸川区の自然(1)から(4)
野の花 秋・冬210円
樹のはなし210円
昆虫の博物誌210円
葛飾区葛飾区生きものガイドブック1000円トップページ >くらし・手続き >環境 >自然環境・自然観察 >「生きものガイドブック」を販売しております
葛飾の昆虫・クモ1200円
葛飾の水辺の生き物1200円
北区北区植物ガイドブック670円ホーム > 区政情報 > 広報・広聴 > 区政資料室 刊行物一覧
北区野鳥ガイドブック660円
北区小動物・昆虫ガイドブック710円
北区の野鳥1540円
北区の小動物1020円
江東区江東区の野草700円ホーム > 区政情報 > 江東区プロフィール > 江東区発行の書籍等 > 江東区の野草
続 江東区の野草1000円
続続 江東区の野草1000円
杉並区すぎなみの植物500円トップページ > くらしのガイド > 区の運営に関する情報 > 区政資料の閲覧など > 有料頒布刊行物目録(計画書・報告書等)
すぎなみの昆虫・クモ500円
練馬区ねりまの自然700円ホーム > 区民情報ひろば > 有償刊行物(練馬わがまち資料館)
文京区文の京生きもの図鑑850円ホーム>防災・まちづくり・環境>環境・公害>環境情報>文の京生きもの図鑑を刊行しました!
港区港区のみどりと生きもの2010(生きもの図鑑)800円トップページ > 環境・まちづくり > 環境 > 都市緑化・自然環境 > 生物多様性 > 港区のみどりと生きもの2010(生きもの図鑑)
目黒区めぐろのいきもの80選400円トップページ → くらし・手続き → 自然・環境・ごみ → 自然・いきもの → 冊子「めぐろのいきもの80選」を販売しています

注意事項: 内容は確認してない。こういう自治体のリンクはすぐに切れるだろうからあまり期待してはダメ。23区全区調べたつもりだが見落としがあったらすまない。世田谷区のはもう古本でしか入手できないらしいし「すぎなみの鳥」もリストにない。こういうのは ISBN もないし、普通の本屋では買えないだろうから、それぞれの区内の扱いのある施設に出向くか郵送を(頼める場合は)頼むか、というような入手方法になる。

23区以外でも出している自治体はあると思う。 ただ、海から標高1000mを越える山まであるような広い自治体だと調べること自体が大変だし、小さい自治体は需要とか財政的問題とかあるかもしれないので、期待できるのは都会の大きめの市かと。