2021年1月3日日曜日

2020年の読書

昨年の読書を振り返る。 2020年は通勤という読書時間がなくなったので、前年よりさらに読書冊数が減少した。 読書メーターの記録に依ればマンガも入れて100冊ぐらい。 以下、印象に残ったものをピックアップして紹介する。

新しく内田洋子という作家を知った。 立て続けに3冊読んだのが記憶にも残っている。 「イタリアからイタリアへ」「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」「もうひとつのモンテレッジォの物語」 題材はどれもイタリア。

科学的な本では、チャールズ・コケル「生命進化の物理法則」とスコット・アーロンソン「デモクリトスと量子計算」が印象に残った。 前者は、物理法則に従って最適な生命形態を探すと今ある生物の作りに落ち着くだろう、という主張が意外だった。 後者は、タイトルの訳が不思議な感じ("since Democritus" がなぜ"デモクリトスと"になるのやら)だが、計算量理論と物理学が量子力学を接点として繋がってくるわくわくする世界。

マンガは基本的に以前から読んでいる続き物を追っているだけだが、2020年は数年溜まっていた「OL進化論」がまとめて出たので5冊も読んだ。

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