TL;DR: 今はもう廃業しているらしい。
プロサイドという会社は、伝説的な会社ソードを作った椎名堯慶(たかよし)氏が創業した会社で、PC/AT 互換機やサーバー機器を主に扱っていた。 ちなみにソードはソフトとハードを合わせた造語、と初めて聞いたときに感心したら、それを教えてくれた人に鼻で笑われた。 その人は確かプロサイドの社員で、私はアルバイトだった。 前世紀の末のころだ。
Wikipedia によると、プロサイド社は
現在はPC/AT互換機などの製品保守・保証サービス部門を株式会社HITとの合併会社であるHPCシステムズへ移管し、通信事業やコンサルタント事業を行っている。
とのことであるが、このページの会社サイトへのリンクは切れている。 事業移管先であるHPCシステムズ のマザーズ上場時の報告書にある沿革によれば、この移管が行われたのは2006年9月のことであった。 ちなみに現在の社長やCTOもプロサイド出身者である。
調べてみると、マウスコンピュータなどを子会社にもつ MCJ 傘下に入る話があったのが同じ2006年だったので、事業整理をしたい時期だったのだろう。
- MCJ、プロサイドを子会社化(2006-04-06)
- MCJ社長にプロサイド椎名氏(2006-07-05)
- MCJ、プロサイドの子会社化を中止(2006-12-01)
その後の動向は全然見えなくなる。 辛うじてヒットしたのはこれだけ。
- プロサイド、SaaS型プロジェクト管理システムの新バージョンを発表(2007-09-12)
プロサイドではなく社長の名前で検索してみたら Facebook に行き着いた。 そこにはこうあった。
Proside had closed business at march on 2010
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