2018年が始まったので、2017年に読んだものの中で印象に残っているものを紹介する。 去年も書いていたのでとりあえず書き始めてはみたが、そこまで鮮烈な印象の本がなかったりする。
デイヴィッド・ホロビン「天才と分裂病の進化論」 ジュリオ・トノーニ / マルチェッロ・マッスィミーニ「意識はいつ生まれるのか」 前者は脂肪の代謝に注目して統合失調症と人類の進化を説明しようという試みで、 後者は脳がどれぐらい複雑になりどう機能すれば意識があると言えるかを測る理論について。 どちらも、定説とはなっていない理論の本。 定説となっていない分、勝手に空想を膨らませる余地があって楽しい。 その他、グリア細胞の本とかアルツハイマーの本とか、わりと2017年の読書対象は脳に関わるものが多かったかな。
マンガは、読み続けているものを除くと白浜鴎「とんがり帽子のアトリエ」が一推し。 この作者は2013年の読書に紹介した「エニデヴィ」の人。 つまりまあ新規開拓は特にめぼしいものはなかった。
数学の本は、幾何が絶望的に解っていないなあと思ったので幾何寄りのものが多かった。 IT系はドメイン駆動の本も読んだけど、一番記憶に残っているのは Elixir かもしれない。
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